サイクルボランティア・ジャパン

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「2010 小豆島サイクリング (’10/5/29-30)」

 

 

 08年、09年と2年にわたり開催された「しまなみ海道」イベントに引き続き開催された「小豆島イベント」。参加者58名(うち障がい者21名)が集い、現地でのイベントを盛り上げていただいた方々を含め総勢90名で、晴れ穏やかな気候の中、サイクリングや観光、各種イベントを楽しみました。

 

 

 2010529日(土)

● バス、フェリーを乗り継いで、いざ小豆島へ

 朝から爽やかな快晴の中、今回のイベントへの期待を胸に、笑顔で続々と参加者が集まりました。参加の子どもたちも元気いっぱいで、お母さん方に見送られてバスに乗り込み。京阪枚方市から阪急茨木市、JR茨木まで、1人の欠席や遅刻もなく、出発しました。

 バスの中では、主催者の竹沢代表より「事故なく楽しいイベントにしましょう」との挨拶があり、企画担当者からのしおり配布、イベント概要説明、参加者による自己紹介へと進んでいきました。参加ボランティアの方からは、ニューヨークでの核兵器をなくす署名活動の報告など、興味深い話を聞きながら、無事姫路港に到着しました。

姫路からの参加者と合流し、1115分にフェリーに乗1時間40分ほどの船旅を各自楽しみました。デッキに出ると、少し風は冷んやりとしましたが、海は穏やかで所々に瀬戸内の小さい島が見渡せ、何とも開放感満点の気持ちよいひと時でした。

客室に戻り、待ちに待ったヒレカツ弁当の昼食。朝早く集まった子どもたちは、競うように食べ始め、またたく間に完食。再びデッキに飛び出したり、窓の外を眺めたり、お腹がふくれて眠くなったのか、少しうとうとしながらと、思い思いに過ごし、程なく小豆島、福田港に到着。

  

フェリーの中でくつろぐ

 

● 寒霞渓(かんかけい)、四方指(しほうざし)の見事な景観を眺める

福田港より日本三大渓谷のひとつ、寒霞渓に向かいました。CVJメンバーの海外自転車旅や参加ボランティアの日本一周マラソンの旅など、このイベントならではの体験談を楽しみながら、どんどん高度を上げ、寒霞渓に到着。例のふるさと創生の際に建てられたという1億円のトイレを見学後、ロープウェイ乗り場へ。間近に見える巨大な岩と緑豊かな景色、そして眼下に広がる瀬戸内海がきれいに見渡せ、一同大満足でした。

さらに、当初は予定していなかった四方指(しほうざし)、標高777メートルに向かいました。ここはまさに名前の通り、本州、四国を眺められる絶景ポイント。「きれい!」、「すごい!」「・・・(声にならない)」。素晴らしい天気、機転を効かせて予定変更した企画担当者、そして細いつづら折りの道を慎重に運転していただいたバスの運転手さんに感謝です。

 四方指からの帰路、ひとつの奇跡が・・・。行きのフェリーの中で飛ばされてしまったCVJメンバーの帽子を何と発見!無事回収しました。これもこのイベントの意義、前途を祝していただいている証拠なのでしょうか。

 

   寒霞渓からの眺め

 

 

 

 

 

● 「小豆島わらべ亭」訪問、交流のひととき

 絶景観光を終え、次のイベントの場、オリーブ公園へ。車中では、日頃よりボランティア活動を積極的にされている、ワークきらり、キッズナビ「わかば」のゲストの方々より活動内容のご紹介をいただきました。

 オリーブ公園は、日本でのオリーブ発祥の地を記念した、綺麗に整備され、見晴らしの良い場所です。この公園の野外ステージ辺りで、地元の「小豆島わらべ亭」の子どもたちとの交流のひととき。

 まずは、エアロビ講師のゲストを中心に、トトロ、ポニョのおなじみの曲に乗せて、ダンス。元気一杯の子どもたちをよそに、日頃の運動不足かリズム感のなさか、覚束ないステップの大人もちらほら見られましたが、楽しく体を動かし、一層雰囲気が盛り上がりました

      音楽に合わせて元気にダンス

  

 

 

 

 続いて、「小豆島わらべ亭」の代表者の方の呼びかけで、21組でジャンケン大会。勝った人が負けた人にフェイスペインティング。大人たちにも、「30歳若返りますよー」と呼びかけ、みんな嬉々として挑戦していました。

 竹トンボ作りでは、キッズナビ「わかば」の参加者の指導により、牛乳パックを切り抜いたものに好きなペインティングをして、ストローに取り付け。なかなか羽根の角度付けが難しく、試行錯誤。各々の作品を手に、しばし飛行の共演。

 最後は、地元の子どもたちがあらかじめペイントしたハンカチをつなげたフラッグをバックに、おやつのひと時と記念撮影。盛りだくさんのイベントでした。

 

 

● 「エンジェルロード」散策

 午後5時を過ぎ、恋人たちの人気スポット「エンジェルロード」へ。干潮時間になると、小豆島に近接した3つの島と陸続きになる場所です。参加者は、のんびりと海岸を散策。今日の出来事を振り返るとともに、明日のサイクリングの楽しみを語りながらのひと時を過ごしました。

 

 

● 「大師の宿」到着、夕食、交流会

 本日の宿泊先、「大師の宿」に到着。部屋割にしたがって、本館、別館の各部屋に入り、休憩、入浴を済ませ、午後7時に夕食会場の大広間に集合。夕食は、海の幸を中心に、さぬきうどんなども入った盛りだくさんなご馳走。障がい者の煮魚は骨を丁寧に取っていただくなど、大変細かい心遣いをしていただき、おもてなしの心を感じることができました。

 

   盛りだくさんの夕食

 

 

 まずは、岡田・土庄町長からの歓迎のあいさつ。「共生できる地域を作るのが行政の目標」という言葉が印象的でした。自然と人、若者と老人など、色々な共生が考えられますが、こうした姿勢が小豆島を魅力のある土地としているのでしょうね

 続いて、小豆島和太鼓サークル「かんだん」の演奏。大小さまざまな太鼓を用いての腹の底に響くような力強い音。時にはコミカルなパフォーマンスを交えながら、

次第に演奏に引き込まれていきました。メンバーは、中学生から52歳までの幅広い年齢層にわたるとのことで、こうした地域にしっかりと生きている伝統文化の大切さを十分に感じることができました。

 小豆島観光案内、参加者のカラオケ、ダンス、ヨーヨー、久しぶりという太鼓の演奏など、夕食を楽しみながらも続々とイベントは続きました。

 そして、地元2組目のゲスト、小豆島音楽グループ「小豆島オリーブサウンドサービス」(SOSS)の登場。本日のイベントを忘れて風呂に入っていたという、ボーカル&ギター演奏の方は、パワフルな歌声で大いに盛り上げてくれました。披露された「小豆島パラダイス」という曲は、まさに地元愛。参加ゲストとの歌とダンスの即興コラボもなかなかのものでした。

 アコーディオン演奏で歌を楽しんだり、誕生日を迎えた参加者に対し寄せ書きのプレゼントがあったりした後、夕食もあらかた済んだところでお膳を片づけて工作の時間に。

 昼に続き、キッズナビ「わかば」の方の指導により、紙あそび。物語を語りながら紙を折ったり、切ったりして、様々な形への変化を楽しむというもの。少し切り方を間違えただけでも変てこな形になったりして。しかし、それも含めてお互いの作品を比べ合って、笑い合うというのが面白い企画でした。

 枚方自助具工房の方々からは万華鏡製作の指導。子どもたちはもちろん、大人も童心に戻っての製作でした。日頃工作の機会などない人が多く、お互い「あれ?これで良かったっけ?」などと言いながら、この世にひとつの作品を作り上げていくのが、微笑ましい光景でもありました。

 最後に、イベントに大きな貢献をしていただいたゲストの方々への謝辞、竹沢代表からの挨拶で交流会を締めました。

 

● 夜の「参加者交流会」で大いに盛り上がる

 子どもたちは今日の疲れでぐっすりと就寝。ボランティアの中には、そのまま一緒に寝てしまった人もいたようですが・・・

 この後は、お酒を飲みながらの交流会。今日一日無事終わり、皆さんほっとしたリラックスした様子で杯を交わしていました。

 

 

 

 

2日目 2010530日(日)

● いよいよメインイベントのサイクリングへ

 前日の疲れも見せず、皆さん元気な顔で朝食をあわただしく済ませ、レンタバイクの石井サイクルに向けて出発。半島1周、約15キロのサイクリングの開始です。

 このサイクリングのために用意した5台のタンデム自転車を先頭に、Aチーム、Bチームの順に出発。タンデム自転車では、視覚障がいの方など、日頃自転車に乗ることのできない方に、自転車で風を切る楽しさを伝えることができることが大きな目的です。拍手を受けながら、皆さん、意気揚々とスタートして行きました。

 この日も快晴で、絶好のサイクリング日和。ペダルを踏む足も快調に、1日目に訪れたエンジェルロードで休憩後、源平合戦で有名な屋島が望める場所まで到着しました。途中の坂では、やや息が上がる人もいましたが、お互いに励まし合いながら、無事到達。

 ここで、なぜかAチームを見失い、Bチームがタンデム自転車の後続についてしまいました。「Aチームはどこへ?」と思い始めたところにAチームが到着。どうやら回り道をしてい

たようで、元の隊列に復活。

 ここからの海を左側に眺め、潮風を感じながらの走行は非常に気持ち良く、鼻歌でも口ずさんでしまいそうなほどでした。やがて、「海がめ産卵の碑」に到着。ここでアクシデント。参加者の子どもが下り坂で転倒し、擦りむいてしまいました。応急措置の後、サイクリングを続行。こういうイベントだからこそ、頑張れたのかもしれません。

 一旦自転車を降りて、海岸を散策。遠くに瀬戸大橋を眺めることができました。海水も綺麗で、太陽の光を受けてキラキラ輝いていたのが印象的でした。

 サイクリングに参加されなかった方のバスからの声援を受けながら、走行を続け、壷井栄の小説「二十四の瞳」で有名な「平和な群像」に到着。さらに、ギネスブック登録の世界一狭い「土渕海峡」を横断。海峡といっても、わずか数メートルの小川にしか見えず、世界一のアイデア賞といったところでしょうか。海峡を通るジェットスキーとカヤックを見送って、元の石井サイクルへ。1人の途中棄権もなく、全員でゴールしました。

 

 タンデム自転車で                     

 

海岸線を快走

 

 

● 「ひまわり福祉会」施設参観、シンパクの木見学

 「ひまわりの家」を訪れ、社会福祉法人「ひまわり福祉会」岡施設長より、お話を聞き、施設の参観をしました。施設に通う知的障がい者の仕事は、オリーブに関わる作業、ソーメン、醤油の箱折り、空き缶の回収、廃油利用の石鹸作りなど。施設の中は清潔に保たれ、施設に通う方への温かい気配りが感じられました。

 施設の庭には、宇宙飛行士若田さんとともに宇宙ステーション「きぼう」で4ヶ月間宇宙遊泳した、ヤマユリのお母さんにあたるという苗が植えられていました。

 施設の隣、宝生院には特別天然記念物で世界一といわれているシンパク(真柏)の木が見られました。幹の周囲は、16.6メートル、樹齢1600年にも及ぶ、見る者を圧倒させるには十分な立派なものでした。

 

 

● 「ふるさと村」でのソーメンの箸分け体験

 「ふるさと村」に移動し、ソーメンの箸分け体験をさせていただきました。1本で4500メートルも伸びるというソーメンが、伸びるかどうかは塩加減で決まるとのこと。参加者が体験させてもらうと、面白いように伸び、仕込みの大切さを実感しました。体験の後は、ソーメンを堪能。暑い日のサイクリング後でしたので、のど越しの良いソーメンは最高でした。

 

       係の人の指導で箸分け体験

 

● 想い出を胸に帰路へ

 楽しいひと時はあっという間。フェリー乗船を経て帰路へ。お菓子やスポンサーからの寄贈品をかけたクイズ大会で盛り上がり、全員の感想を聞きながらそれぞれの目的地へ。参加者それぞれが思いのたけを元気よく、ユーモラスに語っていただきました。皆さん楽しんでいただいたようで、主催者としても一安心でした。

 

 

● 最後に 

 自転車という手軽な乗り物。普段は移動の手段としか考えていない人も、一緒に少し長い距離をサイクリングしてみると、「風が気持いい」とか、「あー、この坂大変だ!」などと、気持ちをストレートに会話していたのが印象的でした。こうした自然と共感できるところが自転車の魅力なのかもしれません。車では、運転手は運転に一生懸命、同乗者は思い思いに携帯を眺めたり、居眠りしたりと、なかなか一体感が生まれるものではありません。思い起こせば、子どものころは、友達と一緒に自転車で色々なところに出かけることが、ワクワクするような楽しみでした。あれも、本能的に仲良くなる手段として使っていたのかもしれません。

 今回のイベントは、大人から子どもまで、初対面の人も含め色々な人が集い、交流するもの。こうしたイベントにサイクリングをするというのは、本当の意味で参加者の気持ちを一つにするのにとても良いことだと改めて感じました。今後も自転車を通じて、あらゆる人に楽しんでもらうという、このようなイベントを続けていきたいと感じました。

 

文責:竹内義晴

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2010年7 月4日(日) カテゴリー: イベント報告

「2010桃と桜の岡山ラン(’10/4/4)」レポート

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スティーブ撮影

4月4日の「岡山路その2」は、桃を見て、桜をみて、オプションで有森裕子記念館:アニモへ訪問、でした。

昨年は雨のなかを無理やり強行しました(せっかくの準備がパーになるのは偲びがたいのです)。結果、個人的にはたいしたことないのですが、年齢的に雨に当ると厳しい方々に囲まれてのランなので少々反省はしています。

さて、今年は・・・・

前日、竹沢代表・金木さん・友田さん・大島さんの4名が「小豆島ラン」の下見に行かれ、その足で岡山へ。他のメンバーは直接岡山へ。
ランの前日にホテルに泊まり夕食会が開かれました。夕食会は、お酒をたしなまない竹沢代表がおられるので、比較的穏やかに終わりました。


スティーブ撮影

さて、2次会です。金木さん、私に酒を飲ませればうるさいだけのただの酒飲み親父に豹変します、。ところがスティーブ・大島さんなどはマイペース(大島さんすいません、カメラ壊しちゃいました)。一騒ぎしてくたくたになり、ホテルへ。

気が付けば朝です。
金木さんは、既に早くホテルに来られ、お接待の準備万端であります。
(スイマセン 私西川は、今回あまりにも準備不足を痛感しております)
次々に来られる方を迎え、とある場所へ・・・

その場所は、戦前に建てられた、とある邸宅の駐車場でした。
金木さんが我々の為に、わざわざこの由緒有りそうな場所をキープしてくれていました。
さて、そこからランのスタートです。

昨年同様、金木さんの元部下のサポートをしっかり受けて走り始めました(金木さんは、元ファイヤーマン・消防士さんであります)。
サイクルサポート者は3名、車サポート1名、そしてCVJ7名、一般参加は2名です。

こじんまりしたグループなので比較的スムーズな走り出しで川沿いを走り、百間川の説明を受けます。

(旭川の氾濫から岡山城下を守る為、江戸時代初期に岡山藩主池田光政の命により築造された。旭川の東側を大きく迂回させ、干拓地の間を通って児島湾に至っている事や、「百間川」の名の由来は、堤防を含め百間(約180m)あったことによる。 )
現地で受ける説明は実に気持ちの良いもので、エラク感心し足を進める。

話を聞きながら、足を進め
道中、水路沿いに石の柱が斜め横に2本突き出ています。
これは、水車を留めるためのものです。田植えのシーズンなどではこの水車が一面にならぶようです。

(くだんのの百閒川のこともあり、ここは水位が根本的に低く岡山は江戸期から岡山は水難の繰り返しで又、水の恵みにも沢山満ちたところである)

続いて、アニモ:有森裕子さんの博物館へ
(金木さんが「有森裕子博物館へ、みなさん行きますか?」返事があいまいと見た西川がすかさず「行きましょう」)。時間的に早く行ったにもかかわらず、急遽笑顔で迎えてくださり、コーヒーまで出していただきました。(有森お母さんご馳走様でした)
「私ね、烏に焼酎を飲ませたような声しているでしょう」と謙遜されますが、一応西川は、「お母さん、今度烏に焼酎飲ませて調べてみるわ!」と軽くご挨拶。
ここでは書けない実に面白いお母さんでした。

急ぎ足で、少し古い中原橋を越えて玉柏駅へ。今は鉄ちゃんブームですので、岡山サポートの方はわざわざ立ち寄り、
時刻表を見ると、あと4分で電車が来ます(GOODタイミング!)。

ローカルな駅はなんとも言えません、駅前の店はたたんでやっていませんので自動販売機をおいていましたが、売れないのでソレも撤去、また販売機の雨よけテントも破れ、ローカル駅前最高!!気分です

電車が来る方向を間違えて、私まともな写真がありません(誰か下さい)。

さて、次に足を運びましょう。いたるところで桜が満開です。岡山城は人人人なのですが少し離れると、岡山は最高です。わんさか、人がいない。


スティーブ撮影

桜並木の人も離れ離れ、プライバシーが十分に守れる距離が保て、若い二人連れにとっては最高の場所でしょう。
そんな、事はどうでもいいんですが…。それなりの人が、良いです(最高と言っておきましょう)。あるところでは、犬の散歩中に道の真ん中で飼い主が寝ていても問題ないのです(どんなお方か存じませんでした)。
大島さんに、「この自転車の団体はなあに?」「ウォーキングも山歩きも飽きた、次は自転車!!」活発おばさんが登場です。「私今度一緒に走れる?」などと矢継ぎ早に。
金木さんがCVJ名刺を渡しました。来年、金木さんのエスコートで参加されるのを期待しましょう。(おしゃべりおばさんでした)

牟佐大塚古墳、備前国分寺跡、両宮山古墳をサっとみて。

さて、数々の桜並木の後は桃畑です。元来同時期に花開くのですが、今回桃には季節が少し早いそうで三分、四分咲きかな?それでも綺麗なのですが…。
この後、赤色が強くなり、いわゆる桃色の花びらが桃畑一面に咲き乱れるのでしょう。

スティーブ撮影

岡山の、農家の方は大変親切で桃の花の写真を撮っていると、「もっと近づいて撮りなさい、かまわんから」いちいち声をかけてくださり、岡山における我々の印象が変わってゆくのでした。(現在、岡山の印象は金木さんがすべてをになっているのですよ。。。)

さて桃畑の中で、神妙な顔つきで金木さんが落ち着いた趣で喋りだします。
今で言う池田厚子様(今上天皇の姉に当る)を見舞いに昭和天皇・皇后両陛下が岡山の桃畑で会う場所を作られた話です。
金木さんは「碑は少し離れた所にありますが、実際(陛下は)この場所で、お会いになられました」
話に強弱をつけ、なかなかの話振りです。ジーンと来ました。

あのオッサンただの酒飲みオヤジと思いきや、皇族にも明るい桃農家の酒飲み火消しオヤジでありました。

桃畑の道中、小さなお地蔵さんがありまして、見ていますと、この気持ちの良い天気のなかで満開の桜を下にいるだけで、お地蔵様はニコニコされているみたいでした。

この後、お昼ご飯は山陽ふれあい公園(人があふれていない、実に好い!)
金木さんが、色々準備していたのかが分かります。岡山の海の幸がふんだんに入った散らし寿司(岡山名産「まつり寿司」)。岡山名産の黄ニラをふんだんに取り込んだお味噌汁。

ソレと、パン、果物 もう勘弁してくださいと言うまでのお接待振りに、ただただ脱帽です。

2時間近くをつぶして帰路につきます。

天気がいいので、気にもなりません。道中、山陽道取替えの分岐点に立ち寄りました。
(江戸末期、長州藩と幕府の間でろくでもない浪人が岡山城下をうろうろされるのを防止するために作られた)

そんなこんなで、いつの間にやら岡山市内です。
今回は3時近くで終わりましたが、個人的には満足ですね。

皆さん如何でしたでしょうか?

文責 西川

2010年4 月17日(土) カテゴリー: イベント報告

2010ニューイヤーズラン「千葉鋸南水仙ロード」(’10/1/16)

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5年前には大雪直後の積雪の中で行われた、千葉鋸南水仙ロードでのニューイヤーズランだったが、今年は素晴らしい晴天に恵まれた。
いつものとおり、コース説明や手信号などの注意事項、挨拶と準備体操のあと、ABC3班に別れて金谷港をスタート。
まずはコンビニで昼食を買い込んで、国道127号線を東京湾沿いに南下し、保田から房総半島の内陸へと入って行く。

ちょうど水仙まつりの時期に重なって、一般の観光客が多く歩く水仙街道を、ゆっくりと登って行く。斜面に張り付くように水仙が咲いていて気分はウキウキだ。

しかし部分的には急な坂道もあり、無理せずに水仙を楽しみながら押して歩く。

今回は、昔トライアスロンをやっていたという60代の女性もアルテグラ仕様のロードレーサーで参加。登りでは仲間からエネルギー補給を受ける。

登り坂の踊り場で一休み。そこは富士山を遠望するポイントだが、あいにく西側は薄くぼやけるように霞んでいてその雄姿は拝見できなかった。

そして更に水仙に囲まれた道のアップダウンを繰り返し、佐久間の谷を望む峠の切り通しにたどり着く。

2008年のニューイヤーズランでもここに来たが、その際撮った写真が
「自転車ツーリングビギナーズ」:八重洲出版、のカラーページ「04」に採用されている思い出の場所だ。

切り通しからは南斜面となり日当たりの良い気持ちのいい下りとなる。
少し下ったところで一面に菜の花が咲いていて一息入れる。さすがは南房総、暖かい土地柄だ。

筆者はここでこの写真を撮るためにアングルを求めてどんどんと後ずさりして行ったが、その挙句に深さ1m強の排水溝に落ちてしまった。臀部から背中一面が泥水に浸かってしまい、ドボドボでブルブルに・・・・
同行の方々にタオルを貸して頂いたものの、その後1日中、背面は濡れたままで冷たく不快な思いをする羽目になってしまった・・・・

今回のランには韓国MBCテレビの取材クルーが同行した。韓国で2月中旬の1時間番組で報道されるようだが、(CVJの活動もかなり紹介される予定)残念ながら日本での放送予定は無いとのことだ。

撮影はワゴン車の天井から、横側から、更には下からのアングルでアグレッシブに行われ、撮られる方も思わず緊張だ。

更に峠を越えると佐久間ダム湖である。そこの親水公園で今朝の集合場所を間違えたK氏と合流。K氏は相変わらず何事もなかったように、まるで仙人のように違和感なく溶け込んでしまう。

ここからが本日最大の登りとなる。昼食前ですきっ腹には厳しい登りかもしれないが、斜面に咲き乱れるDaffodil(水仙)の群生に勇気付けられる。

峠の先にある「おおくずれ水仙郷」でランチタイム。山の上にあるにもかかわらず、魚をたくさん天陽干しして、その場で炭火で焼いて食べることができる。

この休憩時間を利用して韓国MBCテレビのインタビューが行われた。
世界一周経験者のN氏や、女性サイクリストのUさん、排水溝に落ちたS氏がインタビューを受けていた。


昼食後はゴールに向けて下りとのアナウンスがあったが、いきなりのハードな登りとなる。
押して登る人、TVカメラに追い立てられて登る人など様々だ。

そこからは本日で一番長い下りである。が、そこでアクシデント発生。
ロードレーサーに乗った60代の女性がカーヴを曲がり切れず山の斜面に激突し、そのままアスファルトに倒れてしまった。
参加者に医療従事者が居て、彼女が応急対処を施し救急車を呼ぶ。スタッフが同行して病院に行くが打撲以外の異常はなく、その日の内にCVJにて東京まで送り自ら輪行して帰宅された。(ちなみに治療費他は参加費に含まれる保険でカバーされます)

救急車を見送った後は東京湾までの下りっと思っていたが途中に峠があり、またその先にも峠でちょっとお疲れ。

無事シーサイドに下りつき、西日がまぶしい東京湾に浮かぶ貨物船を横目に、ゴール地点の金谷港を目指す。

金谷港で記念撮影を行い、満喫したランを終えた。

文責:瀬戸圭祐

2010年1 月23日(土) カテゴリー: イベント報告

世界一周サイクリスト「のぐちやすお」と走る常陸サイクリングのレポート

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2009年9月26(土)霞ヶ浦の湖北、川口運動公園に参加者が集まり、ツーリングイベントは始まった。

送信者 霞ヶ浦ラン

世界を自転車で2周し、走破距離が36万キロの「のぐちやすお」氏から本日のコース、注意事項などの説明がおこなわれ、続いて瀬戸副代表が、「自転車の楽しみをひとりでも多くの人に」とのCVJ設立の趣旨や、メンバー紹介を行い、一般参加者の人には随時アドバイスを行う旨を説明。

送信者 霞ヶ浦ラン

スタート前の記念撮影。
全員で招き猫の「ニャーッ」のポーズ。

送信者 霞ヶ浦ラン

のぐち氏を先頭にスタート

送信者 霞ヶ浦ラン

スタート場所は霞ヶ浦の北土浦港。
観光客のいない中、遊覧船の呼び込みがいつまでも繰り返されていた。
高速道1000円の影響での、近距離観光地の不振を肌で感じた気がした。

送信者 霞ヶ浦ラン

走り出してすぐに郊外になり、平坦な田舎道を快適に進む。

送信者 霞ヶ浦ラン

今回の参加者には親子連れが2組、小学校5年生のJ君は初の50Kmを目指してのツーリングだ。

送信者 霞ヶ浦ラン

このあたりはレンコンの産地で有名で、道路沿いには蓮が延々と広がっている。
蓮のなかには鷺の群れがいたりして自然環境の改善が感じられる。

送信者 霞ヶ浦ラン

もうひとりは、小学校4年生のK君。いつもお父さんと一緒にガンバッテ走っていた。

送信者 霞ヶ浦ラン

湖岸にでて最初の休憩ポイント。
土浦市が対岸に見える景色の良い場所だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

更にその向こう側の奥には関東平野の雄、筑波山がやさしく我々を見おろしていた。

送信者 霞ヶ浦ラン

霞ヶ浦の周遊は自転車には走りやすいお勧めコースで、他のサイクリストにもしょっちゅう出会う。
やはり時代の流れかロードバイクが非常に多い。

送信者 霞ヶ浦ラン

女性参加者Rさんの、舌だし「アッカンベー」。

送信者 霞ヶ浦ラン

湖に出ている桟橋のようなものは霞ヶ浦の張網漁法。
湖岸から沖合に向けて設置する定置網の一種で、湖岸に沿って泳いできた魚を垣網(垣根のように長く張った網)によって沖合の袋網に誘導して獲る漁業だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

湖岸の周遊道はところどころサイクリングロードになっている。
それ以外の場所でもクルマは非常に少なく、平坦で景色の良い快適なサイクリングコースだ。

送信者 霞ヶ浦ラン

また、1Kmごとに起点からの距離が表示されていて、自分がいまどの辺を走っているのか、目的地までの距離などもわかり、サイクリストにフレンドリーな案内だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

霞ヶ浦に架かる唯一の架橋、霞ヶ浦大橋を目指す。

送信者 霞ヶ浦ラン

橋の上は、結構向かい風が強く前かがみになって風圧を和らげて走行。
本日の風向きは南東の風やや強くで、往路はほぼ向かい風となる。

送信者 霞ヶ浦ラン

橋を渡ったところにある、道の駅たまつくりでランチ休憩。

送信者 霞ヶ浦ラン

盗難にあわないように、食事中はしっかりと施錠。
最近は高価なバイクに乗る人が多くなり、その分盗難件数も増えているので要注意だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

霞ヶ浦名物、「鯉のポタポタ丼」

送信者 霞ヶ浦ラン

大食感のJ君はカツカレーを「大盛にして!」とオーダーしたが、ライスもルーもお皿も全て2倍サイズの特大カレーが出てきた。

送信者 霞ヶ浦ラン

皆で楽しいランチタイム。
やはり郊外の食堂は安くてボリューム満点だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

道の駅たまつくりからは、ヘリコプターによる霞ヶ関遊覧飛行も行っている。
丁度ヘリコプターが飛び立つタイミングに上手く遭遇した。

送信者 霞ヶ浦ラン

復路も霞ヶ浦大橋を渡る。
橋の中央部分が行方市(なめがたし)とかすみがうら市の境界線で、ここが本日の最高標高地点(海抜数メートル)となった。

送信者 霞ヶ浦ラン

復路は追い風で、快調に進む。参加者も必然的に笑顔で快走だ。

送信者 霞ヶ浦ラン

往路と同じ道を走るのだが、視点が変われば景色も違う。太陽の光の当たり具合も異なるので、ピストン走行でも十分景色を楽しむことができる。

送信者 霞ヶ浦ラン

湖上には帆びき網漁業の観光船がでていた。
これは明治時代にシラウオを漁獲するために考案され、霞ヶ浦北浦の風物詩として全国にその名を馳せていた。現在はその姿を消し,動力船のトロールに代わたが、観光を目的とした帆びき船として楽しむことができる。

送信者 霞ヶ浦ラン
送信者 霞ヶ浦ラン

陽は西に傾きはじめると、湖面がキラキラと輝きはじめ、ファンタジックな風景に・・
休憩時間に湖畔に佇み、その風景にまるで恍惚の人のような翳りを見せるRさん。

送信者 霞ヶ浦ラン

湖畔には釣りを楽しむ人の姿も多い。

送信者 霞ヶ浦ラン

K君親子のゴールに向けたラストスパート。
50Km良くガンバッタ!

送信者 霞ヶ浦ラン

スタート地点と同じ川口運動公園に全員無事もどり、ゴールとなった。

P.S.メンバーのU氏が仕事でスタートに遅れ、ランチにも間に合わず、皆がゴール後に到着。(もちろん自転車にて)
そのままとんぼ返りで、東京に戻ることとなったが、反省会を霞ヶ浦のヨットハーバーで行い、U氏をねぎらった。

文責:瀬戸圭祐

2009年10 月7日(水) カテゴリー: イベント報告

「吉備自転車道散策2009」実走レポート

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       開催案内
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送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<出発前に>

CVJ関西としては春の奈良サイクリングに続いて夏のツーリングイベントとして岡山自転車道を走ることとしました。
自転車道を主に走るので、あまり何も無いとお思いでしょうが、あに図らんや、様々な見聞を深める史跡等に沿って自転車道が整備された楽しい自転車道です。

送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<前夜の懇親会>

さて、当日ですが早朝から降りしきる雨の影響でビギナーの方は全てキャンセルと言う有様で残ったのは猛者ばかり。
CVJ含む全応募者23名中事前キャンセル4名ドタキャン6名 残る13名で行われました。

送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<雨具をつけて準備体操>

スタートは定刻より少し遅い目に出発しましたが、雨中ランであるために、速度は上がらず、史跡の説明は端折った形になりがちでした。

吉備津彦神社…トイレ休憩のみ
はなぐり塚…簡単な説明(牛の鼻ぐりが集められ供養されているところ)だけ
吉備津神社…国宝の社殿をみて長い回廊を歩き、桃を食べ、鳴る釜神事をしたかったのですが雨でみなさんビチャビチャなので入り口で少し釜の火を見るぐらいでした。 
(晴れていれば金木さん手配の桃もさぞもっとおいしかっただろうに悔やまれます)
鯉喰い神社…通過
造り山古墳…少し休憩、金木さんのメロンが出ました。農家のおじさん雨宿り助かりました。

送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン
送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<メロンタイム>

国分尼寺…通過
備中国分寺…現地ボランティアの方、詳しい解説ありがとうございました。
農まる園芸…ここで昼食、皆さんずぶぬれなのでクーラーの風に寒くて震える。
途中高速道路の高架下で桃・ぶどう休憩。
この後、足守藩侍屋敷・備中高松城はパスして帰路に着く。

送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<雨中を走る>

最終地点の“まつのき”では急ぎの方は着替えて帰京。
他の方は車に分乗し、スーパー温泉「ゆづき」で汗と雨でズブ濡れの体を洗い流しました(一人の方がはぐれてしまい、すいませんでした)。
関東方面の方は一足早く帰路に着かれました。
関西方面グループは少々ゆっくり浸かり、2名の方は輪行で後は車に分乗しての帰宅です。筆者はCVJメンバーのスティーブと気ままなドライブをしながら、奈良まで向かう。
最後に金木さんの心づくしの果物三昧ならびに、友人4名の方の伴走車を含むサポート、実にありがたく、皆感謝しています。
また、CVJ参加者有志により、イベント終了後、今回いろいろお世話くださった金木さん、西川に感謝の気持ちをこめて花束贈呈が行なわれました。

送信者 2009.8.9 岡山吉備のラン

<感謝の花束>

西川 正樹 記

2009年8 月20日(木) カテゴリー: イベント報告

八ヶ岳高原ラン2009 実走レポート

梅雨の真っ最中である7月上旬、蒸し暑い下界から爽やかな風が吹く標高1300mの高原で今年も八ヶ岳高原ランは行われた。
2009年7月12日(日)朝10時、JR最高所駅である小海線野辺山駅には、当日朝に東京新宿発のあずさ号でやってきた参加者と、前日からの八ヶ岳宿泊組、自走組とが集結した。

<野辺山駅頭で自転車組立て>

自転車を組み立て、ベテランが各々の自転車の状態をチェックし乗車前点検とそのポイントをアドバイス。意外にタイヤの正しい空気圧が守られていない人が多く、しっかりと適正圧まで空気を入れる。
そして恒例の出発前記念撮影で全員集合、今回は参加者8名と、こじんまりとしてわきあいあいのツーリングになりそうだ。

<野辺山集合>

まずは国道141号線を少し北上し八ヶ岳の山麓に広がる広大な高原野菜畑の中を行く。
クルマのほとんど通らない快適な高原道路で、会話もはずみ皆上機嫌。

<野菜畑を行く>

そして前方からは八ヶ岳の山塊がせまってくる。目の前には権現岳がその雄姿を誇らしげにドーンと構え、そこに伸びる真っ直ぐな軽い登りを皆でチンタラと思い思いに進んでいく。


<八ヶ岳山塊がせまる>

参加者の自転車もロードバイク、クロスバイク、MTB,小径車、折りたたみ車、それに二十数年間乗り続けている年代物のランドナーと様々である。
CVJのランは、スポーツ車ならどんなスタイルでも参加が可能だし、皆でゆっくりと楽しく走れることが大きな魅力でもある。

<権現岳の雄姿>

権現岳へ向かった道を左折して再び野辺山方面へ向かう。これまでの開けた風景からは一変して、フィトンチッドの香り漂う森の中の道となる。
新緑の緑のトンネルを走るフォレストランはメチャ気持ちが良い。

<緑のトンネルを走る>

気持ちよく高原ランを楽しみながら、国立天文台、野辺山宇宙電波観測所をめざす。ここの望遠鏡は目で見える光ではなく、宇宙のあらゆる方向からやってくる様々な電波を捉え観測する施設で、昼間でも観測できる。もちろん日本では最大級の電波望遠鏡だ。


<野辺山宇宙電波観測所>

皆で天文学のお勉強をしながら、すこしアカデミックにスペースロマンを彷彿して天を見上げた。
すると天気予報にない雨がポツポツと降り始めてきた。周辺の状況を見ながら観天望気。山の天気は変わりやすくガスによる軽い降雨かと思われたため、予定を繰り上げ雨を避けての昼食タイムとする。
昼食中に雨は上がり、気持ちよく出発。野辺山スキー場をかすめて、標高1375mのJR最高地点に向かう。

<JR最高地点>

運良くその最高地点でハイブリッド車両が来て、皆で記念撮影。
ここで、八千穂にて病院経営をされているメンバーが戻られることとなりお見送り。

<一人お別れ>

R141の旧道を走る。クルマのほとんど通らない木々に覆われた快適な道だ。その先の八ヶ岳高原大橋までは、快適な下りが続く。橋のたもとで記念撮影

<快適な下り>


<橋のたもとで記念撮影>

橋の上から下をのぞくと100m近くの彼方に渓流が流れ、見上げれば八ヶ岳の主峰、2899mの赤岳だ。


<こわごわ下をのぞく>

そこからも更に下りは続き、軽快にころがって行く。八ヶ岳広域農道(レインボーライン)に入り、更に冨谷の交差点を右折して、本日最初で最後のちょっときつめ、長めの登りである。
登りの途中にあるパイ屋さんで休憩。ここのパイはいかにも手作りで、地元の果実などをふんだんに使ったメチャ美味しい絶品で、女性には大うけだった。

<メチャ美味しいパイ屋>

JR小海線に平行した泉ラインに出て登りも終了。更に甲斐小泉から小淵沢へ向けての下りとなる。
ここまでで、標高差700m近くを下ったことになるが、やはりスタート地点の標高が高いのは大きなアドバンテージであることを改めて認識する。


<サイクリストとすれ違う>

この泉ラインは比較的クルマも少なく走りやすいメジャールートでサイクリストにも良く出会う。出会ったら必ず手を挙げて挨拶をしよう。
そして最後はお決まりの温泉である。今日の締めは「スパティオ小淵沢、延命の湯」だ。
リフレッシュした後は、皆で小淵沢の鰻の老舗、井筒屋で舌鼓を打って、元気をつけて東京に戻った。

副代表 瀬戸 圭祐 記  
著書紹介 「自転車ツーリングビギナーズ」を出しました。

2009年8 月19日(水) カテゴリー: イベント報告

2009しまなみ海道…山陽新聞記事紹介

「2009しまなみ海道」について山陽新聞に掲載された記事を紹介します。

「山陽新聞2009年5月25日付朝刊(備後版)より転載」

2009年8 月10日(月) カテゴリー: イベント報告

「2009しまなみ海道サイクリングの旅」レポート

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大島報告(1日目)…2009年5月23日(土)

今年は「しまなみ海道」開通10周年記念の年にあたります。昨年大好評であった「しまなみ海道」イベントを今年も5月23日(土)~24日(日)に、サイクルボランティアジャパン(CVJ)と青い鳥ことばの会共催で実施しました。
2年かけて「しまなみ海道」(本州~四国間の瀬戸内海80km)を「自転車や、自分の足ですべての橋を走破しよう」と連続で参加してくださった方、また「しまなみ海道」の絶景をご自身の足で、ぜひ体験していただければと参加を募り、今年は<愛媛県・今治市→広島県・生口島>のコースを「障害」をもった方23名、CVJボランティア12名、一般ボランティア12名、ゲスト2名、家族など9名、現地ボランティア6名の合計64名と昨年を上回る大盛況で行われました。

<出発から昼食まで>

<茨木市での荷物積み込み>

1日目の行程は、まず枚方市、茨木市2カ所の合計3つの場所からバスに乗り込み、愛媛県今治市に向け出発です。
バスと同行するのは前日仕事を終え今回のイベントのために関東からタンデム自転車2台を積んだ廣田さんの車、同じく愛知県で前日深夜に仕事を終え、早朝に大阪まで伴走車として回送してくださった瀬戸さんの車と3台が行動を共にする予定でしたが、枚方で受け取る予定の昼食の弁当が連絡のとれないまま届かないため届くまで伴走車に茨木市の第2集合地点で待機してもらい、中国自動車道に入ってからの休憩ポイントで合流しようということで、ともかく先に本隊のみ出発。
しかし、出発したものの5分もしない内にトイレ希望者(男性3人)が出て、臨時停車。さらに、高速に入ったものの渋滞のため、運転手さんの機転で再び一般道に降りての走行。また、参加者の一人が乗ってきたお父さんの車から降りるのをためらったこともあり、そのままいっしょに中国自動車を最初の休憩地点までドライブしてくださり、本人の気持ちを落ち着けてからバスに乗車するよう協力していただくなどハプニングの中での幕開けとなりました。

今治までに、途中岡山で一人、福山で2人のメンバーが合流し、昼食は予定よりかなり遅れて「しまなみ海道」多々羅大橋ふもとの景色のよい「道の駅」で、ボランティアといっしょに無事に届いた(後日談ですが、弁当屋で予定していたアルバイトが急遽来れなくなって、調理が遅れたとのこと)ひれカツ弁当を空腹のお腹におさめました。

<昼食の一コマ>盲導犬ティファも参加メンバー

<「しまなみ海道」イベントスタート>
・来島大橋から旅館へ
昼食会場からスタート地点の今治市「サイクリングターミナル糸山」まではバスで20分余りの乗車で到着。




<今年は前乗りタンデム車も参加(写真中央)>

自転車に乗るメンバーはレンタバイク・ヘルメットのフィッティングなどがあるため、先に「徒歩・タンデムグループ」を見送り全員が「来島大橋」(3つで全長1650m)を自転車・徒歩・車イス・タンデム自転車などを利用して渡り、宿泊地の大島にあるお庭がりっぱで玄関には2万年前のナウマン象の化石が展示されている「瀬戸内荘」にチェックイン。

旅館では今回のイベントのため玄関、お風呂などをバリアフリーにしてくださり、また貸切の要望にも応えるなどして一行を迎えてくださいました。

・旅館でのひととき

<海の幸の夕食>

旅館では宿自慢の夕食を食べながら、競輪選手を昨年12月まで30年間続けてこられた浦川勝己さんのDVD鑑賞と話やクイズ。続いてはCVJ代表竹沢荘一さんのスペインの旅のDVD鑑賞。次に参加者自身による「何でもコンクール」では、沖縄の歌、手話による歌(2グループ)、ハーモニカ演奏、アコーディオン演奏などが披露されました。
また「何でもコンクール」の最後には、翌日が誕生日というオーストラリアからのSteveさんに前に出てもらい、プレゼントとみんなからの寄せ書きが手渡され、全員がアコーディオン伴奏で「ハッピーバースディ」の歌を唄ってお祝いする場面もありました。

<Steveさんおめでとう>

その次は、ゲストの竹細工製作名人赤城正幸さんから手づくりの竹とんぼ・ゴリゴリプロペラを参加者全員がいただき、そのあそび方講習を受け、全員が童心に返って広い40畳の大広間であそびに興じました。
最後は、やはりゲストとして参加くださった井上一哉さんご夫妻による「チンドン玉すだれ」の妙技をご夫婦の楽しい扮装と話術で参加者一同楽しませていただきました。


<チンドン玉すだれ>

また、これらのプログラムの進行はプロの司会者大月奈緒美さんのご協力を得て、ほんとうに和やかなひとときを過ごすことができました。

ここまでが子どもたちの1日目のプログラムで、この後、大人は夜中の12時までビール・お酒・ジュースなどを飲み、再度の自己紹介や歓談でのひとときを楽しみました。

大島報告(2日目)…2009年5月24日(日)


<2日目朝、旅館の前で出発前の集合写真>

 <緊急ミーティング>
2日目の日程は6時半起床、7時朝食の予定でしたが、1日目の行程の中で、自転車走行中に
「障害」をもった参加者の一人が行方不明になるという出来事(幸いGPS機能のついた携帯電話を本人が持っており、家族の方と連絡をとり、本人の位置確認ができ、無事に発見することができた)があったため、二度とこうしたことが起きないように緊急のボランティアミーティングを早朝6時15分に召集し、2日目の日程実施にあたっての体制づくりを再点検しました。
というのも、2日目の走行距離は1日目の3倍の30キロ、さらにゴールの瀬戸田町では約3時間
ボランティアと参加者が三々五々昼食や観光で過ごす時間があり、自由行動中の町中でもし行方不明になるような事態が起これば、ある程度まとまって行動している自転車走行中以上に対応がむずかしくなるからです。
 全体会の後、「自転車グループ」「徒歩・タンデムグループ」などに分かれ、1日目の反省と2日目実施にあたっての真剣な議論と意志統一がボランティアの中でなされました。       
そしてボランティア集団の新たな決意のもと、7時の朝食に集まって来られた参加者を大広間に迎え、2日目の公式日程が始まりました。

<出発>
 朝食は、当日のアンケートにも書かれていましたが、長距離の自転車走行に備え、多くの方がごはんをおかわりしました。その後、各人出発の荷づくりをすませ8時過ぎに集合。
旅館前で出発式を行い、この日早朝よりイベントサポートのため福山や尾道からおいでくださった現地ボランティアのM(マウンテン)ポテトの3人の紹介と全員の集合写真を撮った後、昨日の出発時とは逆に多くの距離を自力で走る「自転車グループ」を「徒歩・タンデムグループ」が拍手で見送る形でスタートしました。



<「徒歩・タンデムグループ」の拍手の中、次々とスタート>

<2日目の行程>
 2日目は四国今治市の1つ北側の島、大島にある旅館「瀬戸内荘」を出て、最初に「伯方・大島大橋」を渡って製塩で有名な伯方島へ。島内を走り、次に「大三島橋」を渡り大山祗神社で有名な大三島へ。さらに島内を走って「多々羅大橋」を渡り、耕三寺や日本画家平山郁夫の出身地として有名な生口島へゴールするという「しまなみ海道」に架かる三つの橋を渡る今回のハイライトともいえる日程です。

<登り坂>   

<橋を快走中>

<タンデム・徒歩で>

 移動の方法は1日目と同様、「自転車グループ」の約35名は、大きくA・B2つのグループに分かれ、さらに細かくAグループは2つ、Bグループは3つに分かれ、それぞれMポテトメンバーとボランティアがついて走行します。
 残りの自転車に乗ることがむずかしいメンバー20数名は3人1組の「徒歩グループ」と「車イス・視覚障害のグループ」に分かれ、それぞれの橋のふもとまではバスで移動します。
そこから橋に到る道をまず登り、橋を渡った後さらにバスに再乗車するために一般道へ出るまで、徒歩や車イスさらには3台用意されたタンデム自転車の前部や後部座席に乗せてもらい、瀬戸内海に架かる橋からの絶景を楽しむという移動方法で行われました。

Mポテトを先頭に宿を出た「自転車グループ」の最大の難所は旅館を出て、「しまなみ海道」公式ルートに合流後、すぐに始まる約2キロの登り坂でした。
 サイクリングでは、雨降り・向かい風・砂利道・気温(暑い、寒い)など自然相手に苦戦を強いられることが多々ありますが、坂道も避けて通ることはできません。
しかし、登山同様登り切った後の何とも言えない達成感を求めて、親子での励まし合い、さらにはボランティアからの励ましも得ながら、ほとんどが降りて押すことなく登り坂に挑みました。
 また「徒歩グループ」も、伯方・大島大橋のふもとに移動するバスの車中からこうした「自転車グループ」のがんばりぶりに手を振り、声をかけながら応援をしました。

 1日目はパンクがあったものの、2日目は順調で、ボランティアの一人が連絡不徹底のミスにより「大三島橋」を渡り終えた所で置き去りにされるというハプニングがあったりしたものの、1日目に昼食をとった道の駅「多々羅しまなみ公園」に全員が無事集合し、長めの休憩と記念撮影、山陽新聞からの取材を受けたりしました。

<「多々羅大橋」をバックに全体写真>>

その後、再びそれぞれの手段で「多々羅大橋」を渡り、ゴールの生口島・瀬戸田町では、レンタバイクの返却、ボランティアとの昼食、耕三寺参道散策、国内生産の9割を産出する特産のレモンを使ったレモン風呂体験などを楽しみ、14時半全員がバスに乗車し、大阪への帰路につきました。

<思いやりと感動に満ちあふれた2日間>
 昨年度の尾道から生口島にかけての「しまなみ海道」イベント前半では、7月の真夏の太陽の下、汗をいっぱいかきつつも、全員があふれんばかりの、またこれ以上の満足感はないといったいい表情で「生口島大橋」を渡ってゴールする感動の場面に立ち合うことができ「一人ひとりが主人公になった日!!」と題して報告をまとめましたが、今年もこのイベントの企画に携わり、印象に残ったことは「思いやりと感動のサプライズが満ちあふれたイベントだったのでは…」という思いを強くしています。
 以下、そうした今回の忘れられないエピソードのいくつかを紹介します。
 ・ありがとう!ボランティアのみなさん!!
まずイベント前の出来事としては、参加者全員にと韓国特産のお土産と海産物をでっかいダンボール箱いっぱいに詰め込み自宅に送り届けてくださった韓国から参加の金載傑さんのお心遣い。

<韓国からの金さん>

折からの新型インフルエンザ対策にと買い揃えるのに四苦八苦しているところへ消毒液・マスク100個の心温まる寄付を申し出てくださった加藤さん。
加藤さんは前日まで出張でサイクリング出発地の今治市におられ、直接現地合流予定になっていたにもかかわらず、所用ができたためいったん帰阪し、当日朝、枚方市の出発地点でこれらの品物を届けてくださり、所用後、再び新幹線・高速バスを乗り継ぎ今治市に戻って合流し、「徒歩グループ」のボランティアとして活躍してくださいました。

 また、ここからはイニシャルのみで思いつくままに書かせていただきますが、イベントにはボランティアとしてMポテトも含めると30名もの方が参加してくださいました。
その中には、イベント翌日早朝4時から仕事が入っているにもかかわらず関東から参加してくださったNさん(帰路は尾道から新幹線で帰京)。深夜の仕事を終え愛知県から車をとばして来てくださったSさん。関東からこの日のために2台のタンデム自転車を車に乗せて参加し、当日は縦横無尽の活躍をしてくださったHさん、Oさん。

<タンデム参加のOさん>
CVJメンバーで2年連続の参加にもかかわらず、今年も自転車ではなく「徒歩グループ」の担当をしてくださったNさん、Sさん。重いアコーディオンかかえ練習を積んで参加してくださったKさん。

<Kさんとのひととき>

プロの司会者として夜の交流会を楽しく進行してくださったOさん。前日に広島で急に入った法事をすませその足で参加してくださったTさん。事前に70人分もの竹とんぼとゴリゴリプロペラを手づくりして持参してくださったゲストのAさん。また同じく時代劇の衣装を身にまとい、楽しいかけあいと南京玉すだれを見せてくださったゲストのIさんご夫妻など、ボランティア一人ひとりのエピソードは数え切れないくらいのものがありました。
また、ボランティアは交通費など自弁でしたが、地元の大阪からだけではなく、海外はオーストラリア・韓国、国内は関東からの8名をはじめ広島7名、神戸2名、奈良、岡山、愛媛、愛知などイベント成功のために参集してくださった多くの協力があってこそなしえたイベントでした。

・みんなで盛り上げた「何でもコンクール」
また、イベントのなかで得た感動も数多くありました。
1日目夜の「何でもコンクール」では、当日はじめて出会った人たちの前で、手話で歌を披露してくださったOさんとHさん。

<Oさん、Hさん>
車イスに座り、とても澄んだ声で沖縄の歌を聞かせてくださったKさん。 

<Kさんの澄んだ歌声>
大きな声を張り上げて手話と歌を教えてくださったTさん。ハーモニカの美しい音色を聞かせてくださったOさん、アコーディオン演奏のKさんなどその都度、参加者が一体となって会場が大いに盛り上がりました。

・行方不明になったN君の「ことば」
また、第1日目コースからはずれ行方不明になってしまったN君を宿近くの公園でボランティアのNさんが発見した折に、N君の方からまず「ごめんなさい」という第一声があったということでした。無事に見つかった喜びはさておき、注意が行き届かなくて、さびしい思いをさせてしまったことに対して、まずこちらから本来謝るべきところにもかかわらず、N君のこうした様子を知った時には、主催者失格の烙印を押されたような思いで、身の引き締まる大きな責任感を改めて痛感しました。

・「自転車グループ」のがんばりぶり
 昨年同様、私自身はイベントの2日間、自転車にも乗らず、橋を歩くこともなく、ハプニングがあった時に備えバス車中で待機していたのですが、2日目早朝、長い坂道をみんなで励まし合いながら必死で自転車を漕いでいる姿をバス車中から見た時、自分自身の国内外のサイクリング体験がだぶり、一人ひとりの表情に大きな感動を受け、思わず大声で声援しているという場面もありました。

<坂道を一足ずつ>

 ・縁の下の功労者バスドライバーのTさん
昨年と同じバス会社、ドライバーさんを指名し、今年のイベントを行なったのですが、バスドライバーTさんは本来の仕事である安全運転はもちろん、自転車をはじめとする多くの重い荷物の積み下ろし。バスで待つ盲導犬の水やりのお世話。橋を歩くのをためらいバスに居残った乗り物好きのH君ために着用の制帽を渡し、運転席に座らせるなどして関わりをもってくださったり、新型インフルエンザの影響が出てはいけないと宿についた後、すべての座席、カーテンなどを消毒して2日目の乗車に備えてくださったり、車中で失禁した参加者のための車内清掃。全体的な予定遅れの中、臨機応変な対応でイベント進行に協力くださるなどことばに尽くせないほどの助力を得ての2日間でした。

<Tさん>

・H君の笑顔
2日間バスから降りられず、ずっと車中からの「しまなみ海道」体験のH君でしたが、何とか自分の足で「しまなみ海道」を体験してほしいと思い、お母さんと担当ボランティアのSさんとは途中何度も話し合いをしました。

<運転席のH君>
最終の橋である「多々羅大橋」を前に、ドライバーさんに運転席に座らせてもらい気持ちがほぐれたのと、このサービスエリアでは「自転車に乗ろう」でなく「アイスを食べよう」という誘い方でバスを降り、そのまま「バスに帰ろう」と言いつつ、出発時間前に橋の方に向かってどんどん歩いて行くと最初は「何か変だなあ~」と不安そうな表情を見せていたH君。
でも、きれいな景色やみんなが楽しそうにサイクリングをする様子にだんだんと本来の調子に戻り、ルンルンと自ら歩き出し、橋からの絶景を楽しんだり、参加者の車イスを押すのを手伝ったりするまでにリラックスしてきました。
こうしてゆったりとした時間を過ごす内に、ついには意気揚々自らの意志でタンデムツーリングにチャレンジし、バスのそばで参加者の到着を待っていた私の前をタンデムに乗って、後部座席から得意そうに満面の笑みを浮かべながら通り過ぎたH君の姿を目にした時は信じられない思いと感動で思わず涙があふれ出てしまいました。

<タンデムに乗ったH君>

・急遽、一人参加になったN君とボランティアのWさん
母子で参加する予定であったN君。新型インフルエンザの影響で、家庭訪問や学校での待機を余儀なくされ前日になって急に不参加とならざるを得なくなった教員のお母さん。
どうしようかということになった時、N君担当予定のボランティアのWさんが「自分がマンツーマンで2日間責任をもって関わらせていただく」と力強く名乗りをあげてくださり、それではと本人一人だけの参加を決意されたお母さん。
特別支援学校高等部3年在籍で、80キロを越す巨漢のN君。昨年はバス車中で好きなカラオケの曲セーラームーンが演奏されず大パニックを起こしたN君(この時は、参加していたボランティアの一人が携帯電話に着メロをダウンロードし、そのメロディをマイクで拾ってカラオケ伴奏として流し、本人が立ち直ったというエピソードもありました)でしたが、Wさんのやさしい働きかけで、2日間全く目立つこともなく、まるで兄弟のごとくいつも二人で楽しく行動している姿をあちこちで見受けました。

<N君(左)とWさん> 

・個人的なサプライズ
また、個人的なことで涙が出そうになったサプライズは、帰りのバスが尾道で現地解散のメンバーを降ろすために駐車した折、ボランティア参加のSさんが急にマイクを握り、何事が始まるのかと思っていると、全く知らないところで相談が進み参加者の方々の総意として、イベント責任者である竹沢荘一さんと企画担当の私に参加者一同から感謝の気持ちとして花束を贈呈したいということでした。        
この年になるまで人前で花束をもらった経験はなく、それもものすごくりっぱなもので、さらにまさかという突然の場だっただけに驚きと感動はものすごいものがありました。

<花束贈呈のひとコマ>
 
こうした出来事以外にも、参加者とボランティアの間には、もっともっと多くのふれあいがあったことと思いますが、2日間という短い日程の中、感動とエピソードのいっぱい詰まったイベントであったということの一端を少しでもお伝えできたとすれば幸いです。
2年間に及ぶ「しまなみ海道」イベントでしたが、1回の参加者が60名というサイクリングイベントは他にもいくつもあったと思いますが、参加者の3割以上が「障害」をもった方々が対象となったこうしたイベントは過去に例のないまさに日本初の試みだったのではと思っています。


<絶景の「しまなみ海道」を自転車で、あるいは徒歩で>

主催者の「サイクルボランティア・ジャパン」の名称にふさわしい2年間にわたるこのイベントを無事達成できたことは、参加された方をはじめとする多くのご協力の賜物であったと言えます。関わってくださった多くのみなさまにこの場を借りて心よりお礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
また今回のイベントの反省をしっかりと行ない、来年も新たな企画を練り、さらに充実したイベントを実施できればと考えております。ぜひ、その折にも多数のみなさまの参加をお待ちしております。


<また、車イスで、タンデム自転車に乗って>

<今回のイベント備忘録>
(1)協賛→アウトドアショップ株式会社「モンベル」(「水筒18個・ティッシュ」←オリジナル商品
の提供)
(2)協力→株式会社「オージーケーカブト」(参加者へのヘルメットの貸し出し)、サイクリングターミナル糸山(参加者への記念品提供)
(3)報道→「FMふくやま」(竹沢荘一CVJ代表5/12出演)、「FMひらかた」(大島3/14出演)、山陽新聞(5/25付朝刊報道)、「サイクルスポーツ」5月号(今月のインフォメーション&ニュースに掲載)、枚方NPOセンター広報第40号掲載、日本二分脊椎症協会 大阪支部事務局発行「きぼう臨時号」掲載(4/6発行)、イベント情報紙「LIP in HIRAKATA」(09年4月号掲載)、枚方ボランティアセンター(イベント案内)、枚方NPOセンター発行情報紙「GoGoボランティア」掲載

      大島政広(「しまなみ海道」イベント企画担当)記

2009年6 月29日(月) カテゴリー: イベント報告

「2009しまなみ海道」無事終了!!

2009年5月23-24日に行われた「2009しまなみ海道」が無事終了しました。
終了後、発熱など気になる症状がもしあれば、ご一報いただくようお願いしていましたが、本日28日(木)まで、どなたからの連絡もなく、改めてみなさまに無事終了したことをご報告させていただきます。

参加者は23名の「障害」をもった方々とCVJボランティア12名、一般ボランティア12名、家族10名、現地ボランティアのMポテト6名の計64名。「しまなみ海道」今治→生口島間を「自転車グループ」、「徒歩・タンデム自転車利用」の大きく2つのグループに分かれ、天候にも恵まれて美しい景色を楽しみました。

現在、アンケートの集約をしておりますが、その中にイベント評価を100点満点でしてもらう項目があるのですが、120点2人をはじめ、100点と書いてくださった方も多数おられるなど、うれしいことばもたくさんいただいており、家族旅行では味わえない充実した2日間を過ごしていただけたのではないかと思っております。
もちろん反省点や来年度に向けての提言も数々いただいており、こうした点は今後大いに検討しながら、来年度の計画づくりに配慮していかなくてはならないと思っております。

詳しいレポートは後日報告の予定ですが、とり急ぎ「しまなみ海道」無事終了の報告にかえさせていただきます。   
                          大島政広

2009年5 月29日(金) カテゴリー: イベント報告

平城京・赤膚焼き・大和郡山の旅 レポート

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       開催案内はこちら
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開催:2009年4月5日
朝9時に集合。 レンタルサイクルを2台調達。遅れた1名には携帯の留守電にメッセージを残し9時25分スタートしました。
5分ぐらいで佐保川に到着し、いきなりお花見散策がはじまりました。

のんびりと10分ぐらい花見ラン。
続いて平城京東院庭園(詳しくはhttp://www.nabunken.go.jp/site/toin.html) に入ります。


写真 1300年前の雅な暮らしを垣間見る

ここで、遅れてこられた方と無事合流、地元の方で助かりました。

しかし平城京は大きいのである。
どれくらい大きいのかは (詳しくはhttp://www.nabunken.go.jp/site/shiryou.html)
平城宮跡資料館で奈良市全体の航空写真を元に説明を受ける。
すると、これから向かう大和郡山まで続き9条10条当りに相当する場所であったそうな。


     図 平城京レイアウト


写真 平城京の最後は朱雀門

この後に赤膚焼きの体験に出かける。
唯一の坂を登り約30分、一名の方がきつい登りに苦しんでおられましたが無事に到着。
食事は早い目の平城京あとでとる計画でしたが、前日まで雨が続き足元がよろしくない、という判断から赤膚焼きで、食事することにしました。赤膚焼きの大塩昭山様、無理を聞いてくださりありがとうございました (詳しくはhttp://www1.kcn.ne.jp/~shozan/)


写真 赤膚焼

お昼少し前に入ったので、先ずは土いじりをはじめる。
(急な予定変更にもかかわらず、文句も言わずみなさんありがとうございます)
思いのほかうまく出来ません。最終調整は、店の方の指先に頼る方が多く見受けられました。
その後、さっさと軽目のお昼を済まし、赤膚焼きのビデオを鑑賞。窯の中で酸素の多い少ないで白くなるはずの上薬が場所によっては灰色になるそうである。感心しながらビデオをみて、美味しい干菓子と抹茶を頂く。

時間的都合から、あまりゆっくり出来ないので今度は坂を一気に下り10分少、薬師寺を見下ろすビューポイントに到着


写真 ビューポイント

続いて大和郡山へ
大和郡山では、この日、城祭りが開催され、一年で一番人が多く集まる時でした。パレードやたくさんの催し物があります。
説明をお願いしていたボランティアガイドさん(詳しくはhttp://www.yk-kankou.jp/volunteerguide/index.htm)と
少々行き違いがあり、我々が行く自転車置き場で、ずっと待機してくださいました(本当にありがとうございます)。
その後、人ごみを分け入り城跡を見学する。


写真  城跡を見学

このお城跡に建てられているのは、昭和の時に市民からの浄財で賄われたそうである。
大和郡山ボランティアガイドさまの説明を受けながら、当地で金魚産業が発展したのは最後の藩主柳沢家が金魚を飼っていたことによるものらしいことがわかりました。
又、この地域は石が取れないので城跡の石垣を見ると多数のリユースされた石があり、一つは平城京の入り口につながる羅城門の礎石も使われている。
墓やお地蔵さんも使われ、少々痛々しい、こういうことは現地ガイドさんがいると実に分かりやすく、教えていただき、ありがたいものです。

続いて金魚博物館 (詳しくはhttp://elkings.sakura.ne.jp/kingyotansaku/kingyosiryokan.htm)を訪問。
個人経営の金魚屋さんが自主的に博物館と販売所として営まれています。その周りは金魚養殖の池・池・池、もう大変!。ゆっくり見てもらいたいが、休まず郡山市街へ入ります。
「CVJ金魚すくい大会」を催したかったのですが、あいにく店は子供たちに占領されているので止む無く断念!!。
だがしかーし、本日の旅の神様は実に我々に優しい!。
ホンのそばに藍染屋さんがあり、そこで藍染め体験をすることとなる。


写真  藍染め体験 何ともいえない藍の発酵した匂いの中、生地を藍の液中に漬け1分

城祭り限定の無料体験でした、何時でも有料にてしっかり体験出来ますので興味のある方は、是非挑戦してください

さあ、いよいよ終わりが近づいて来ました。続いて羅城門跡です。
当時は羅城門から朱雀門まで一直線で結ばれていたのです。4キロの直線の道がデーンとあったそうな。
午前中通過した朱雀門が遠くにうっすらと見えます。
ここで約2時間近くガイドをしてくださった大和郡山ボランティアガイドの方と御別れです。

この後は佐保川を30分近く北上。この日の陽気で一段と花咲く桜が我がCVJの一団を迎えます。


写真 桜の下集合

午後5時、近鉄奈良駅前に事故もなく無事たどり着き、解散となりました。
お天道様とメンバーに恵まれ楽しい一日でした。ありがとうございました。

奈良平城京・赤膚焼き・大和郡山の旅(副題:桜トンネル散策)
幹事 西川 正樹

2009年4 月13日(月) カテゴリー: イベント報告