東京ウォーターフロントラン(2011/7/23)

猛暑の季節にもかかわらず、最高気温が28度という涼しい中、快適な水辺のサイクリングは始まった。
まずは、準備体操で体をほぐす。初参加の方々の緊張をほぐすのも目的だ。
東京駅前の丸の内のビル群を背景に、4つの班に分かれてスタート
上野から浅草を目指す。ロードバイク中心の走り屋班、親子連れや実年層以上の方々のゆっくり班など各々の班がペースにあわせて異なったコースを進む、変形ショットガン方式だ。
ロード班は長めのコース設定で、雷門には2番目に到着
人の居ない仲見世通りを闊歩する。早朝ならではの醍醐味だ。
浅草寺で記念撮影。約60名が自転車を持って集まるとかなり壮観だ。
再び各班に分かれてスタートし、東京スカイツリーを目指す。
今回は、母娘でのご参加があった。
でも送迎はちゃんとお父様が行っておられ、微笑ましいシーンも・・・
東京スカイツリー直下にて。昨年はまだ400m超えの高さだったが、今はもちろん武蔵の国のランドマーク、634mだ。
東京の下町である、江東区中心部、仙台堀川公園の水辺の道を行く。 木道の上を走る感触が、ハンドルを握る手に残っている。
途中一部工事で迂回するも、向日葵の花に見守られて快適に走る。
木場公園にかかる斜張橋で仙台堀川をわたる。
橋の向こうにはスカイツリーが聳えるビューポイントだ。
途中の喫茶店を特別にOpenしてもらい、各班毎に休憩タイム
炎天下を想定して飲み物をたっぷり準備頂いていたが、エネルギー補給のソフトクリームが一番人気だった。
塩浜にある自転車専用のループ橋を行く。丸々2回転をクルクル回りながら登って行く珍しいサイクリングロードだ。
夢の島公園にある第五福竜丸展示館を見学。
福島の原発事故が想起されるが、1950年代には核保有国が実験と称して、桁違いの凄まじい放射線を巻き散らかしていた事実がある・・・
夢の島公園の緑の中を軽快にサイクリング。木陰が気持ちいい。
若洲浜公園の北側にある展望所に向かう。
展望所から砂町南運河をはさんで、対岸をD班が走っている。
皆で手を振るも、残念ながら背後からでは気付いてもらえない・・・
今回参加者の中での最高級バイク「COLNAGO Forever」 全世界何十台かの限定品で百数十万円以上のモデルだ。 ショー以外で、こんな超高級車を見るのも、実際に一緒に走るのも当然初めてだ!
若洲浜公園の東岸のシーサイドを気持ちよく走る。追い風で気分は最高だ。
未だに建設中の東京湾臨海大橋。昨年はまだ真ん中がつながっていなかった。
2011年度内に完成・開通の予定で、スカイツリーに並ぶ一大プロジェクト。
若洲浜側の地上部の橋桁工事。
風力発電のプロペラは南風を受けて良く回っていた。
最後の休憩場所である。豊洲公園を目指す。
既に13時で、だいぶお腹が空いてきた。
ゆっくり班がだいぶ遅れたため、待ち時間を利用して、メンテナンス講習会を実施。
今回は、ブレーキの調整方法とメンテナンスについてレクチャーをさせていただいた。
豊洲公園にて最後の記念撮影。
季節はずれの涼しさで、バテる様子もなく笑顔満面?
隅田川の河口部分にあるサイクリングロードを北上。
アーバンドックららぽーと豊洲にかかる、跳ね橋と船着場の横を、晴海のマンション群を背景に進む。
っと、ここでパンクのトラブル発生。
一般参加者の方だが、皆で手際良く対処してほとんど遅れなくキャッチアップ。
隅田川にかかる勝鬨橋を渡る。水辺に沿って風が流れて気持ちいい。
「Welcome to Tsukiji」の看板。
名残惜しくも,もうすぐランは終了で後姿が淋しい。(って勝手に感傷的になる)
築地場外市場の駐輪場にてゴール。
先に到着した皆さんが拍手で出迎えてくれる、ちょっと感動のゴールだった。
(文責/写真:瀬戸圭祐)