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第13回ふれあいサイクルイベント  報告集 (2023.4.22~23)

更新日:2023年8月16日


< 報 告 集 >鳥取・岡山を舞台にした 2 日間の記録

イベントにお力添えくださった団体 <順不同>

  • 共催; (社福)ワークきらり

  • 後援;NPO 法人ひらかた市民活動支援センター

  • 協賛;(株)モンベル、(株)オージーケーカブト、皆生温泉三井別館、美保湾ヨットクラブ

  • 協力;大阪でタンデム自転車を楽しむ会、兵庫県障害者タンデムサイクリング協会

  • 作州自転車俱楽部、神戸市民自転車同好会

 かつてない数の参加者(75 名)と台湾からの参加者(13 名)を迎えて国際交流を深めた 2 日間!海と山の 2 日間の楽しかったサイクリング、鳥取・岡山の観光のひととき、参加者の優しい思いやりにあふれたすてきな交流 !!


二日間の概要

 NPO 法人サイクルボランティア・ジャパンは、これまで 08・09 年の「しまなみ海道イベント」に始まり、10 年「小豆島イベント」、7 年前から現在の名称で実施されている淡路島での 5 年間の「ふれあいサイクルイベント」、さらに 2 年間は「しまなみ海道」。そして 2 回の山陰路と過去 12 回のイベントを積み重ねてきました。しかし、この間、コロナの世界的なまん延のため丸 3 年間開催が延期され 4 年ぶりの開催となり再開を望む多くの方々の声が反映し、75 名というかつてない参加者で 4 月 22 日(土)~23 日(日)の両日「第 13 回ふれあいサイクルイベント」が、鳥取県・岡山県を舞台に行なわれました。





 今回は大阪からバスに 57 名と自転車運搬トラック 1 台、伴走車 1 台、自家用車1台に分乗し、さらに現地集合 11 名と合わせ75 名(台湾メンバー13 人を含む)が参加しました。


 参加者の内訳は、障がいのある方 31 名(内、関西 25 名・台湾 4 人)、CVJ や一般ボランティア、家族、ゲストなど幅広い参加者となりました。また、地元、作州自転車倶楽部から 6 名、神戸市民自転車同好会 2 名の方々がサイクリングのサポートにあたってくださいました。例年、知的・「広汎性」など発達障がいのある方が多く参加してくださっていましたが、今回は視覚障害の方が 16 名(内、関西 10 名、台湾4名、関東1名、九州 1 名)とこれまでにない参加者があり、タンデム自転車も従来の2倍近い 15 台を用意してイベントを実施しました。

 また地元ヨットクラブの協賛を得て、ヨットクルージングも日程を組み込んだりしたた

め運営面での配慮を心配したのですが、ボランティアの方々の献身的なご尽力、共催、後援、協賛、協力をいただいた多くの団体、イベントを盛り上げてくださったゲストの方々の温かいご援助・ご支援など“多くの方々に支えられ成し遂げられたイベント”だと感じております。


 個人的には、今回が 13 度目の「イベント」ということもあり、毎年、リピーターとして参加してくださっているボランティアや参加者のみなさま方とのこれまで積み重ねてきた信頼の賜物のうえに実施できたイベントだという感がとても強くしております。


 台湾からの参加は今回が2度目でしたが、バス車中、全体交流会だけでなく参加者交流会

では台湾の当てものを持参して場を盛り上げてくださったり、サイクリング中に声を出して

のみんなへの励ましなどイベント実施にあたって数えきれないほどのお力添えをいただいた

ことを改めてこの紙面でお礼申し上げます。


※ 4 月 20 日(木)イベント前々日あれこれ

 イベント数日前から急なキャンセルが 3 人出て、2 人がその代わりに参加するという事態

がおき、その都度バス座席表、部屋割り、参加者名簿などすべての資料を何とかこの日夕方

までかかってつくりかえ、印刷にまわすためにパソコンから資料を打ち出そうとするとプリ

ンターの不具合で打ち出されたものがインクまみれだったり、作動しなかったりしたため、

あわててPCを買った量販店に持って行くと機種が古く部品もないため修理不能とのこと。

 そのため新たにプリンターを買い替えることに。この時点で印刷をさせていただく公共機関の夜の開館時間のタイムリミットに。自宅に新しいプリンターを持って帰ると、従来のものはパソコンとプリンターをコードでつないで使用していたのですが、最新式のためコードはなくインターネットで連動させるタイプのため、急きょ息子の応援を得て PC との接続作業を終え、試しのプリントアウトまでできるようになったのが深夜になってしまいました。


※ 4 月 21 日(金)イベント前日あれこれ

 本来ならば、この日朝 10 時過ぎに家を出て、レンタルトラックを借り、兵庫県と大阪市内の 2 か所でタンデム自転車 13 台を積み込むことになっていたのですが、印刷できるところが午前 9 時からのため、10 種類ほどのイベント資料を印刷し家に戻ってこの作業をするというのは物理的に不可能なため息子に代役をたのみ宮崎県から来阪しトラックの運転をしてくださる CVJ の I さんと共にトラックレンタルとタンデム自転車の積み込みをお願いし、何とか予定したタンデム自転車の準備をすることができました。


 イベント資料の方は朝一番にすべてのプリントアウトし、9 時過ぎに印刷するところに行

くとすでに先客がおられ印刷を終えるのに少なくとも2時間はかかるとのこと。輪転機が1

台しかないため、ここで待っていられないとバイクでさらに 15 分ほどかかる別の印刷できる会館へ移動することにしました。そして正午前にやっとイベントのすべての資料の印刷を終えることができました。その後、自宅に戻り昼食をとり、歓迎会の後、7 人が泊まる予定の仕事場の教室に向かい、部屋の片づけをして歓迎会参加者を迎えに阪急茨木駅へ。ここで参加者の何名かと合流して、歩いて5分ほどの会場(お寿司屋さん)へと向かいました。


《 歓 迎 会 あ れ こ れ 》

 従来はイベント実施に向けて、前泊者の交流のための夕食会だったのですが、前回から台

湾メンバーがこの「ふれあいサイクルイベント」に参加してくださることになったため、歓迎会として開催されるようになり、今回は台湾から視覚障害の方4人を含む 13 人、折から前々日にオーストラリアから帰国された著名なサイクリストであるシール・エミコ夫妻も参加してくださり、日本側参加者16 人と共に 31 人が集いお寿司などの料理を食べな

がら、プレゼント交換をするなど 3 時間半にわたって国際交流の楽しいひとときを過ごしました。


<歓迎会会場にて>



 余談になりますが、台湾メンバーの個々の来日に合わせて、4月初めから個人的にこの日

までに別に 3 度の歓迎の集まりを持ちこの日を迎えました。

宴会後は教室で宿泊したメンバー7 人で手分けし、午前中に印刷した資料を閉

じたり、袋に入れたりの作業を深夜 1 時頃まで行い、各自持参した寝袋に入って

就寝し、当日を迎えました。



※ 4 月 22 日(土)(第1日目)《 出 発 → 鳥 取 県 境 港 公 共 マ リ ー ナ 到 着 》

 初日の行程は、まず枚方市を出発し、茨木市内 2 か所の合計 3 か所からそれぞれバスに乗り込み、鳥取県境港公共マリーナに向けて出発。また、イベント荷物・タンデム自転車を乗せたバン(2 名)とタンデム自転車・修理工具などを積んだトラック(2 名)も同時に、現地に

向かいました。

 早朝スタートのため遅刻者が出ないか、またバスがほぼ満席となる参加者がトラブルなく集合してくださるか心配でしたが、全員バスに無事乗車。企画したものにとって誰一人欠けることなく、出発することができたことは大きな喜びでした。


 現地までのルートは、日本交通バスの水田善久ドライバーにお任せしましたが、車中で

は、日程説明、役割分担紹介、ボランティア打ち合わせなど事務的な連絡だけでなく、参

加者のカラオケやゲストのリーダーの指導でみんなで歌をうたったりして楽しく過ごしました。ただ、コロナ感染の影響も配慮し、みんなで歌う曲は行き帰りそれぞれ4曲だけとさせていただきました。現地到着までのいくつかのあれこれを紹介します。


<その1>

  手配したお弁当は予定通り茨木市のバス乗車地点で受け取り積み込んでいたのですが、同行の伴走車の方から出発して 20 分ほどして電話が。イベント荷物(ヘルメット)の積み込みを忘れたとのことで、保管場所までとりに戻るとのこと。昼食用のお茶はこの伴走車に積み込んでいたため、昼食予定地には間に合わず、各自休憩地点でお茶を購入して車中での昼食となりました。また、車酔いがひどい方がおられバスから遅れたこの伴走車に乗り換えるための時間調整があったりもしました。


<その2>

 本来、この車中で、生活就労支援施設で長年仕事をされてきた諸富敬章さんから「普段の施設での実践や仕事上、大切に思っておられること」などについて“ミニ講習会”を開きレクチャーをしていただく予定でしたが、身内の急なご不幸で参加をキャンセルされ実施できなかったことはとても残念なことでした。


<その3>

 今回のイベントで初めての試みとして、現地到着後、美保湾ヨットクラブの協賛を得て、ヨット7艘に 2 つのグループに分かれてそれぞれ 1時間のクルージングを楽しむという計画をしてたのですが、天気はよいものの 1 回目の連絡で湾内の風速が 9m/秒とのこと。到着1時間前にはさらに風速が 12m/秒となり、最終判断としてクルージングのキャンセルを参加者に伝えなければならない時はとても心苦しい思いでいっぱいでした。しかしヨットクラブの方々のご厚意で係留状態でしたが、全員乗船させていただき船内でお茶をいただいたりすることはできました。7 艘ものヨットを準備してくださった美保湾ヨットクラブのみなさまには心よりお礼申し上 げます。


<ヨット乗船体験>

<その4>

 現地到着までにレンタサイクルをさらに 13 台積みこむため、バスより先発したタンデム自転車を乗せたトラックですが、ヨットクルージングが中止でサイクリングスタートが早まったこととスタッフの勘違いもあり、出発時間になっても自転車が届かず急遽現地で自己紹介タイムをもうけたりして時間を過ごしたり、徒歩観光グループの 3人が確認ミスで移動のバスに乗れず、移動の手配を新たにするなど出だしからいろいろなハプニングのイベントスタートとなりました。


<公共アリーナから出発前>




《 1 日 目 「 徒 歩 ・ 観 光 グ ルー プ 」 》

 

ヨット乗船体験を終えた後、バスで 15 分ほど北側にある境港市に移動し、鬼太郎ロードをメインに観光や買い物を楽しみしました。路上におかれている“ゲゲゲの

鬼太郎”に登場する妖怪のオブジェは直接タッチすることができ、視覚障がいの方々にも十分楽しめるものとなりました。




<境港駅前の散策>



《 1 日 目 「 サ イ ク リ ン グ グ ル ー プ 」 》

 境港公共マリーナから宿泊する皆生温泉までの 15kmをタンデム自転車 14 台、個人

自転車 19 台に分かれ 47 人が左手に海と大山を眺めながら弓ヶ浜サイクリングロードを走りました。天気はよかったのですが、クルージングが中止になった風は相変わらず強く思った以上に時間を要したサイクリングとなりました。




 自転車グループの到着が 17 時と遅くなってしまったのと交流会の時間が 18 時からに関わ

らず一部で 18 時半からとの誤った「情報」が流れたりして、結局台湾メンバーを拍手で迎

えての夕食開始は 30 分遅れの 18 時半となってしまいました。





  1. 全 体 交 流 会

 予定したプログラムがたくさんあったため、まず夕食開始から間もなくして参加申し込み時に“何でもコンクール”でカラオケ希望者によるカラオケの披露(一人の飛び入りを含む11 人)をしていただきました。次にゲストの華乃家ケイさんはアコーディオン演奏や歌、みんなが楽しめるようにと参加者に用意してくださったさまざまな楽器(音の出るおもちゃ)を使っての歌のひとときを演出してくださり会場が一つになり大いに盛り上がりました。その後、東京から参加の宮川さんのギター弾き語り、うたごえリーダーとして活動されている宮本さん、一ノ瀬さんとの歌のひととき。台湾メンバー全員による歌「月亮代表我的心」の披露。日本・台湾のプレゼント交換などが続き、あっという間に 21 時前。予定していた夜店体験は翌日朝食前にすることにして、1 日目の公式行事の終了となりました。


参 加 者 交 流 会

いったん部屋に戻り温泉に入ってゆっくりされる方もおられましたが、21 時半には次々と宴会場隣の交流会会場に集まって来られ、主催者で用意した物だけでなく、参加者や家族の方々からの差し入れも多くあり、ソフトドリンクだけでなくビール、ワイン、日本酒などを飲みながらくつろいだ雰囲気であちこちで話の輪ができ盛り上がりました。また、台湾メンバーは昔懐かしい数々の景品があたる“台湾の当てもの”を用意してくださり、当たった品物に一喜一憂しながら国際的な交流も深めることができました。


4 月 23 日(日)(第 2 日目)


 早朝、6 時半過ぎから全体交流の時間にできなかった「夜店体験」を食事会場で体験し、7 時からは宿自慢の朝食をたくさんいただいたあと、8 時出発予定までの時間にコロナワクチン接種者は 1000 円分の旅行クーポンを使ってホテル売店で買い物を楽しみ全員バスに乗って、鳥取県米子市から岡山県津山市に向かいました。


<徒>グループ

津山市の代表的な観光地「衆楽園」で下車し、広い庭園散策→津山城観光→昼食をはさんで、古い城下町の風情を残す城東地区散策を予約でお願いしてあった現地ガイドさん(前半・後半お二人)の先導で、津山市の観光名所を巡りました。

<サ>グループ


<衆楽園入口にて>


<柵原鉱山資料館にて>


 衆楽園からさらにバスに 20 分ほどの柵原鉱山資料館に向かいました。ここは以前、片上鉄道(1991 年 6月廃業)のは廃線跡地が片上ロマン街道というサイクリングロードの出発地点となっているところです。ここでは現地、作州自転車倶楽部メンバー7 人と神戸市民自転車同好会メンバー2 人がサイクリングサポートとして合流してくださいました。到着後、昼食と廃線跡地の駅舎や展示されている電車などの散策をし、13 時半タンデム 15 台、個人自転車13 台の長い隊列をつくり、昨日は海。この日は山間部と吉井川沿いの和気鵜飼運動公園までの 25kmのサイクリングを楽しみました。ここで<徒>グループと合流することになっていたのですが、自転車組の方が先に到着したため待っている時間に日本・台湾メンバーのエールの交換やメンバー全員がハイタッチやハグを交わし合うなどして国際交流を深めました。





<和気運動公園にて>



 和気鵜飼運動公園から大阪への帰路のバス車中福岡、東京、明石在住の 3 人は運動公園近くの JR和気駅から帰宅のため運動公園で離団。台湾メンバーを含むその他のメンバーはバスで大阪への帰路につきました。車中では差し入れやイベントのため購入したジュース、アルコール飲料、お菓子など段ボール 3 箱分ほどを参加者に分配したり、ゲストと共に歌を歌たり、全員がマイクを持ちイベントに参加しての感想を話し、楽しかったイベントの数々を振り返って共有しながら、無事家路につきました。



<文責> イベント企画担当 大島政廣(おおしま まさひろ)



《イベント写真あれこれ》










 








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第13 回ふれあいサイクルイベント  アンケート結果

初めての鬼太郎ロード 見えなくても十分楽しめました。京都にも妖怪ストリートがあるので、なんとなくそれをイメージしていましたが、ブロンズ像は樹脂のものよりずっと精緻で、作家さんの手による作品であることが伝わってきて、思いがけず芸術鑑賞さながらの触る贅沢に出会えました。散策路はいかにも観光客向けといった感じではないローカルな雰囲気の街を、沿道のお店を冷やかしたり、食べ歩きをしたり・・。修学旅行のような

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